こんにちは、しばおです。
「伝説の新馬戦」って、競馬用語ってわけではない気がするよねぇ。レベルの高いデビュー戦の通称というか、カッコいい言い方で、最近よく使われるようになってることばだよねぇ。今週末は東京競馬場で2歳のお馬さんのG3、サウジアラビアロイヤルカップがあって、そこに出走予定のボンドガールが注目を集めてるんだよねぇ。なんで注目を集めてるのかって言うと、ボンドガールが勝った新馬戦はどうやら後々「伝説の新馬戦」と呼ばれるようになりそうな雰囲気があるからなんだよねぇ。
今日はいくつか伝説の新馬戦を紹介するんだよねぇ。まだ伝説確定ではないんだけど、まずはそのボンドガールの勝った新馬戦を紹介するんだよねぇ。
2023年 東京 芝1600m ボンドガール
レース結果
2着チェルヴィニア→次走勝ち上がり、2着馬に6馬身差の大楽勝
3着コラソンビート→次走勝ち上がり、その後OP勝利
4着マスクオールウィン→次走勝ち上がり、その後OP2戦で2着1回、3着→1回
5着アンジュグルーヴ→次走2着、その次勝ち上がり
6着キャットファイト→次走勝ち上がりがり、その後1勝クラスで2歳レコードタイム5馬身差圧勝
6着のお馬さんまで全て勝ち上がって、その次以降のレースでも活躍してるんだよねぇ。恐ろしやボンドガール…最後はそこまで必死な感じでもなかったもんねぇ。この新馬戦を走ったお馬さんたちの今後にも注目だよねぇ。
さてさて、では過去の「伝説の新馬戦」を紹介するよぉ。
まずは伝説の新馬戦と言えばこのレース!としばおは思ってるんだけど、アンライバルドが勝った新馬戦だよねぇ。
2008年 京都 芝1800m アンライバルド
レース結果
1着アンライバルド→その後G2スプリングS勝ち、G1皐月賞勝ち
2着リーチザクラウン→次走勝ち上がり、2着馬に2.1秒差の大差勝ち、後にG3きさらぎ賞勝ち、ダービー2着、古馬になってからもG2マイラーズカップ勝ち
3着ブエナビスタ→次走勝ち上がり、その後重賞レース全8勝、うちG1を天皇賞秋やジャパンカップなど6勝
4着スリーロールス→G1菊花賞勝ち
5着エーシンビートロン→古馬になってから、ダート重賞Jpn3サマーCh勝ち
いつ見ても凄いメンバーだよねぇ。後のG1馬がデビュー戦で3頭も揃っちゃったのに、勝ち馬は1頭だけなんて、勝負の世界は厳しいんだよねぇ。
ほかのお馬さんはちょっと気の毒だよねぇ…
次は個人的に1番好きな伝説の新馬戦でローズキングダムが勝ったレースだよねぇ!
2009年 京都 芝1800m ローズキングダム
レース結果
1着ローズキングダム→その後G3東スポ杯2歳S勝ち、G1朝日杯FS1着、ダービー2着、ジャパンカップ1着
2着ヴィクトワールピサ→次走勝ち上がり、重賞全6勝、うちG1を皐月賞、有馬記念、ドバイワールドカップ(AW)と3勝
痺れる2頭だよねぇ〜。ぼくはこの世代のお馬さんたちが大好きなんだよねぇ。ペルーサ、エイシンフラッシュ、ヒルノダムール、ルーラーシップ、トゥザグローリー、エイシンアポロン、ダノンシャンティ、アリゼオ…などなど、とんでもない強豪ひしめくこの世代を、この伝説の新馬戦の2頭は牽引してたよねぇ。ぼくはドバイワールドカップを勝ったときにヴィクトワールピサに乗っていたミルコ・デムーロジョッキーのインタビューが忘れられないんだよぉ。ちょうど東日本大震災直後に行われたこのレースのインタビューでデムーロジョッキーはボロボロ泣きながら「日本が大好きです」と言ってくれたんだよねぇ。この頃はまだ通年のJRA所属でもないのに…
思い出しただけで泣きそうになっちゃうよねぇ。
次の伝説の新馬戦は…アーネストリー!
2007年 阪神 芝1800m アーネストリー
レース結果
1着アーネストリー→重賞5勝、うちG1宝塚記念1着
2着トールポピー→阪神JF、オークスとG1を2勝
3着ドリームシグナル→G3シンザン記念勝ち
8着キャプテントゥーレ→重賞3勝、G1皐月賞1着
このレースも後のG1馬が3頭!現在リーディングトップで重賞レースも勝ちまくってる川田ジョッキーの初G1制覇はこのレースでデビューしたキャプテントゥーレの皐月賞なんだよねぇ。この時は武豊ジョッキーが乗っていたけどねぇ。後にクラシックや中距離G1を勝つようなお馬さんはやっぱりデビュー戦も中距離、特に1800mが多いよねぇ。スピードの持続力が試される距離なんだろうねぇ。
最後にぜひ紹介したい新馬戦は俗に「伝説の新馬戦」とは言われてないけど、それに近いしそれ以上の衝撃的な新馬戦なんだよねぇ。
最後はディープインパクトだよねぇ!
2004年 阪神 芝2000m ディープインパクト
レース結果
1着ディープインパクト→無敗のクラシック3冠、古馬になっても天皇賞春、宝塚記念、ジャパンカップ、有馬記念とG1を7勝
2着コンゴウリキシオー→芝とダートの両方で重賞4勝、G1安田記念2着
ぼくはこの新馬戦を見た時にサラブレッドのレースに1頭だけ違う生き物が紛れてるって感想をもったんだよねぇ。最後の直線のスピード感が凄まじすぎる!楽々4馬身ぶっちぎった相手がコンゴウリキシオー…ディープインパクトが衝撃的すぎて、コンゴウリキシオーがこのデビュー戦にいたことがライトな競馬ファンからはあまり認知されてないんだよねぇ。内容も相手も伝説だとぼくはおもうんだよねぇ。先週の日曜日にドーブネが勝ったことで、歴代種牡馬勝利数もサンデーサイレンスに並んで1位タイ!競争成績も種牡馬成績も究極に近い、今後このお馬さんを越えるお馬さんは現れるのかねぇ…
伝説という言葉がふさわしいよねぇ!
この他にも「伝説の新馬戦」と呼ばれるレースはあるから、また紹介したいとおもいますなんだよねぇ。
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