こんにちは、しばおです。
今週の日曜日は東京競馬場で大一番、天皇賞秋が行われるよねぇ。
でも火曜日に去年の牝馬2冠、スターズオンアースが蹄の異常でこのレースを回避するっていう残念なニュースが発表されたよねぇ。これで想定は11立てになったねぇ。このレースが11頭以下の小頭数で行われるのは1980年以来らしいんだよねぇ。スターズオンアースには大事にしてもらって、また次走で頑張ってほしいよねぇ。小頭数だけど世界ナンバーワンホースとそのライバルの対決だから中身は濃いよねぇ!熱いねぇワクワク。
ということで、天皇賞秋の思い出を語らせてもらいたいんだよねぇ!
今回は2004年の天皇賞秋!勝ち馬はゼンノロブロイ!
2004年 天皇賞秋 ゼンノロブロイ
出馬表
1-1 ヴィータローザ 牡4 58.0 小牧太 [栗]橋口弘
1-2 テレグノシス 牡5 58.0 勝浦正 [美]杉浦宏
2-3 シェルゲーム 牡3 56.0 岡部幸 [美]藤沢和
2-4 ダンスインザムード 牝3 54.0 Cルメール [美]藤沢和
3-5 ツルマルボーイ 牡6 58.0 蛯名正 [栗]橋口弘
3-6 トーセンダンディ 牡6 58.0 江田照 [栗]森秀行
4-7 マイソールサウンド 牡5 58.0 本田優 [栗]西浦勝
4-8 アドマイヤグルーヴ 牝4 56.0 武豊 [栗]橋田満
5-9 サクラプレジデント 牡4 58.0 松永幹 [美]小島太
5-10 ローエングリン 牡5 58.0 横山典 [美]伊藤正
6-11 ナリタセンチュリー 牡5 58.0 田島裕 [栗]藤沢則
6-12 シルクフェイマス 牡5 58.0 四位洋 [栗]鮫島一
7-13 ゼンノロブロイ 牡4 58.0 Oペリエ [美]藤沢和
7-14 ヒシミラクル 牡5 58.0 角田晃 [栗]佐山優
8-15 バランスオブゲーム 牡5 58.0 田中勝 [美]宗像義
8-16 リンカーン 牡4 58.0 安藤勝 [栗]音無秀
8-17 ダイワメジャー 牡3 56.0 柴田善 [美]上原博
人気順
1番人気 ゼンノロブロイ 3.4倍
2番人気 テレグノシス 6.4倍
3番人気 ツルマルボーイ 8.6倍
4番人気 リンカーン 9.6倍
5番人気 シルクフェイマス 10.2倍
6番人気 ローエングリン 10.7倍
1番人気はゼンノロブロイ。前年のダービーで2着、有馬記念3着など、どんな距離もこなすし、どこの競馬場のどんな馬場でもこなして5着以下のない器用なお馬さんだったけど、なかなか勝ち切れない善戦マンの印象が強かったよねぇ。前走の京都大賞典もゴール直前でナリタセンチュリーに交わされて2着。強いけど何かあと一押しが足りない、そんなお馬さんのイメージだねぇ。
2番人気はテレグノシス。2002年のG1NHKマイルカップの勝ち馬で、この年のG1安田記念2着、秋初戦のG2毎日王冠を勝ってここへ出走だよねぇ。東京競馬場が得意な、いかにもトニービンの産駒って感じのお馬さんだねぇ。
そのテレグノシスを押さえて安田記念を勝ったのが、3番人気のツルマルボーイ。このお馬さんも距離適正が幅広くて、どんな距離でも確実に末脚を伸ばしてくるタイプだよねぇ。
ゼンノロブロイと同い年で菊花賞2着、有馬記念2着のリンカーン。条件戦から勝ち続けてG1天皇賞腹3着、宝塚記念2着と成長著しいシルクフェイマスなどがあとに続くよねぇ。
レースを見てみようかねぇ!
2004年 天皇賞 結果
1着 7枠13番 ゼンノロブロイ 牡4 58.0 ペリエ 1:58.9(34.4)
2着 2枠04番 ダンスインザムード 牝3 54.0 ルメール 1:59.1(34.9)
3着 4枠08番 アドマイヤグルーヴ 牝4 56.0 武豊 1:59.3(34.9)
勝ったのは善戦マンの汚名を返上するかのようにしっかり勝ち切ったゼンノロブロイ。2着は13番人気!2004年の桜花賞馬ダンスインザムード。3着も人気薄!9番人気の前年のエリザベス女王杯馬アドマイヤグルーヴ!
3連単は207,930円と、1番人気とG1馬2頭の決着なのにやたら荒れたよねぇ。ちなみに3連単はまだ始まったらばかりだったんだよねぇ。
勝ったゼンノロブロイに乗ってたのはオリビエ・ペリエジョッキー。フランス出身で凱旋門賞も勝ったことのある超一流のジョッキーなんだよねぇ。昔は秋になると短期免許でよく日本に来てたんだよねぇ。
ゴール後にペリエ騎手がハイタッチした相手は若き日のルメールジョッキー!この年に初めて短期免許で日本にきてみんな「ルメールて誰?ん?」っていう状態のなかいきなり見せつけてくれたんだよねぇ。
フランス人ジョッキーのワンツー!と同時に、名伯楽藤沢和雄厩舎のお馬さんのワンツーでもあるよねぇ。G1なのに…恐るべし!
見事善戦マンのイメージを払拭して、G1馬となったゼンノロブロイは、続くジャパンカップ、暮れの有馬記念も勝って史上2頭目となる『秋古馬3冠』を達成したんだよねぇ!鞍上は全てペリエジョッキー!凄いよねぇ。お馬さん自身の成長とかいろんな要素があるからそれまで乗ってたジョッキーたちと安易に比較はできないけど…でも…でも!と思わせるくらいの豹変で一気に王者の貫禄だよねぇ。カッコいい〜。ちなみにゼンノロブロイ以降の19年間、未だに秋古馬3冠を達成したお馬さんはいないんだよねぇ。クラシック3冠より難しいのでは…
近年は凱旋門賞や暮れの香港などを中心に海外路線へと選択肢が増えたことや、ゆったりとしたローテーションでしっかり目標のレースに向かう陣営が多くなってチャンピオンクラスのお馬さんが秋に天皇賞秋、ジャパンカップ、有馬記念と3走することが珍しくなったんだよねぇ。競馬ファンとしては悩ましいよねぇ…凱旋門賞を勝つところを見たいけど、国内でトップを争ってほしい気もする…そしてできるなら秋古馬3冠にも挑戦してほしい!
今年はたしかドウデュースが秋3走を予定してたよねぇ。是非とも頑張ってほしいけど、余力を残して勝てる相手たちじゃないんだよねぇ…うーむワクワク。
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