こんにちは、しばおです。
今週の日曜日は京都競馬場でG1エリザベス女王杯があるよねぇ。だから今日は非根幹距離について語っていきたいんだよねぇ。
非根幹距離とは?
かんたんに言うと非根幹距離っていうのは400mで割り切れない距離のことなんだよねぇ。ふむふむ。
これとは逆に400mで割り切れる距離は根幹距離って言うんだよねぇ~。
今週末のエリザベス女王杯は2200mだから400mで割り切れないよねぇ。だから非根幹距離のレースってことなんだよねぇ。
じゃあなぜなぜ「非」のほうに注目してるのかというと、お馬さんの中には非根幹距離に良い成績が集中するお馬さんがいるからなんだよねぇ。不思議だねぇ~。
理由はいくつかあるらしくて、呼吸とか手前の変え方とかお馬さんの走るリズムに関係してたり、そもそも非根幹距離を行うコースの形が特殊だったりなどいろいろあるんだよねぇ。
でも科学的に確証されてるものでもないから「非根幹距離は競争成績やお馬さんの走りには影響しないよ!」って意見もあるんだよねぇ。ふむふむ。
いろんな意見が言い合えるのも競馬の楽しみのひとつだよねぇ〜。お馬さんと喋ることはできないから非根幹距離が得意か不得意かが存在するかどうかはぼくには分からないけど、400mで割り切れないレースがいっぱいあるのは事実だし、そういうレースばっかり好走してるお馬さんがたまにいるのも事実だから、ぼくは面白い考え方だなぁっておもってるんだよねぇ。
非根幹距離の主な重賞レース
G1
宝塚記念 | 2200m |
菊花賞 | 3000m |
エリザベス女王杯 | 2200m |
チャンピオンズカップ | D1800m |
有馬記念 | 2500m |
平地G1レースは現在24レースあるけど、非根幹距離のG1レースはこれだけなんだよねぇ。
切れ味よりもスタミナや勝負根性が問われるレースが多いねぇ。
G2
AJCC | 2200m |
京都記念 | 2200m |
中山記念 | 1800m |
阪神大賞典 | 3000m |
京王杯SC | 1400m |
目黒記念 | 2500m |
オールカマー | 2200m |
毎日王冠 | 1800m |
スワンS | 1400m |
阪神カップ | 1400m |
この他にも2歳、3歳限定戦やダート戦などのレースもあるよぉ。
G3
根岸S | D1400m |
共同通信杯 | 1800m |
阪急杯 | 1400m |
平安S | D1800m |
エプソムカップ | 1800m |
プロキオンS | D1400m |
クイーンS | 1800m |
札幌2歳S | 1800m |
みやこS | D1800m |
チャレンジカップ | 1800m |
などなどだよねぇ。
見ると分かるんだけども、G1は5つしかないのにG2とG3はけっこうあるよねぇ。阪急杯や阪神大賞典、京王杯SCや毎日王冠など、G1の前哨戦とされるレースにもたくさんあって、こういったレースでは勝てるけどG1は2着とか3着までの好走止まりのお馬さんがいたりするのは能力やメンバー構成、ペースなど確かに本番と違う要素はたくさんあるけど、この非根幹距離も関係してるのかもしれないよねぇ。
ここからは非根幹距離で良い成績を出していたお馬さんを少し紹介するんだよねぇ。
バランスオブゲーム
1999年04月22日生まれ
毛色 鹿毛
調教師 宗像 義忠(美浦)
馬主 薗部 博之
生産者/産地 ヤマダフアーム/浦河町
中央獲得賞金 6億1769万5000円
通算成績 29戦8勝[8-3-2-16]
主な勝鞍
01’新潟2歳S G3
02’弥生賞 G2
02′セントライト記念 G2
03′毎日王冠 G2
05′中山記念 G2
06′中山記念 G2
06′オールカマー G2
父フサイチコンコルド
母ホールオブフェーム(アレミロード)
全成績
非根幹距離と言えばこのお馬さんだよねぇ〜。重賞を7勝してることもすごいんだけど、7勝中5勝が非根幹距離!そしてG2を6勝は歴代最多なんだよねぇ。馬主の薗部博之さんはダビスタの制作者としてお馴染みで、当時から話題になってたよねぇ。バランスオブゲームの主戦といえば田中勝春ジョッキー!とてもお似合いの名コンビだったよねぇ。
スーパーホーネット
2003年03月20日生まれ
毛色 鹿毛
調教師 矢作 芳人(栗東)
馬主 森本 悳男
生産者/産地 ガーベラパークスタツド/浦河町
中央獲得賞金 5億3538万8000円
通算成績 31戦10勝[10-4-1-16]
主な勝鞍
07′スワンS
08′京王杯SC
08′毎日王冠
09’マイラーズC
父ロドリゴデトリアーノ
母ユウサンポリッシュ(エルセニョール)
全成績
無類の切れ者、スーパーホーネット!能力は高いのにG1は善戦止まり、でも鋭い差し足でとても人気があったお馬さんなんだよねぇ。非根幹距離が得意とは当時言われてなかったしマイルG1で何度も2着があるからイメージしづらいよねぇ。バランスオブゲームに比べるとやや非根幹重賞実績不足かと思いきや…全10勝中実に8勝が非根幹距離!隠れ巧者なのでは…とおもい今回載せてみたんだよねぇ。
負けちゃったけど2007年のマイルチャンピオンシップがとても印象的で、最後の直線すごい脚で1番人気のダイワメジャーを追い詰めるんだけど、残り50mで差が詰まらなくなったんだよねぇ。見てみよう!
前を走る青い帽子が08ダイワメジャーで、外から差してくる同じく青い帽子が07スーパーホーネットだよ。
後に「並んだけど、残りの距離がどれだけ伸びても差せなかっただろう」と語られていたんだけど、それだけダイワメジャーの勝負根性はとてつもないものだったってことだよねぇ。
でも頑張ったんだよスーパーホーネットは。
ルージュバック
2012年04月22日生まれ
毛色 鹿毛
調教師 大竹 正博(美浦)
馬主 有限会社 キャロットファーム
生産者/産地 ノーザンファーム/安平町
中央獲得賞金 3億4648万5000円
通算成績 18戦6勝[6-2-0-10]
主な勝鞍
15′きさらぎ賞
16′エプソムC
16′毎日王冠
17′オールカマー
父マンハッタンカフェ
母ジンジャーパンチ(オーサムアゲイン)
全成績
最後は牝馬のルージュバック!このお馬さんは桜花賞で単勝オッズ1.6倍の1番人気になったり、オークスでも1番人気だから当時怪物扱いを受けていたんだけど、戦績を振り返るとスーパーホーネットと同じように隠れた非根幹距離が得意なお馬さんなのでは?って思ったんだよねぇ。勝ってる重賞は全て非根幹距離だし、エリザベス女王杯や有馬記念でも掲示板を確保する好走をしてるからねぇ。
さっきも言ったんだけども、非根幹が得意か不得意かっていうのは本当のところまでは分からないけども、一つの考え方としてしばおは面白いとおもってるよ。
色んな視点から楽しめるのが競馬の良いところだもんねぇ!
ホントはもっといっぱいこういう成績のお馬さんがいるんだけど、続きはまた今度にするねぇ。
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